防火壁装材料の下地基材について

防火壁装施工管理(資料集)

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下地基材について

防火壁装材料の下地基材

  • 防火壁装材料の下地基材は、 国土交通省が法令等により定めた「法定不燃材料」並びに「法定準不燃材料」に限られます。
  • 具体的には、法定不燃材料は国土交通省告示第1400号に、 法定準不燃材料は国土交通省告示第1401号に、それぞれ示されたもののうち、壁紙の下地として使用されるものを指します。
  • 防火材料には告示で定められた下地の他、 「国土交通大臣が認めた不燃材料又は準不燃材料等」があるが、これらを壁紙の下地基材とした場合は、個々に性能確認が必要となり、 「防火施工管理ラベル」による性能表示はできない。根拠は、自主管理規定の「防火壁装材料の標準施工法」に基づいている。
  • 財団法人建築行政情報センター  URL=http://www.icba.or.jp/

壁紙として使用される代表的な下地基材

  • 不燃材料
  • ◆ケイ酸カルシウム板(厚さ5mm以上の繊維混入のもの)
  • ◆モルタル
  • ◆せっこうボード(厚さが12mm以上、ボード用原紙の厚さが0.6mm以下のも
  • 準不燃材料
  • ◆せっこうボード(厚さが9mm以上、ボード用原紙の厚さが0.6mm以下のもの)
  • 難燃材料
  • ◆難燃合板で厚さが5.5mm以上のもの
  • 不燃材料 ケイ酸カルシウム板 不燃材料
    ケイ酸カルシウム板
    (厚さ5mm以上繊維混入)
  • 石膏ボード 石膏ボードには、不燃と準不燃の石膏ボードがあります。(厚みの違いに注意が必要)
  • 石膏ボードとは、
    石膏を芯材として両面をボード用原紙で被覆し、板状に成形したもの。 原料の石膏は、天然に産出するせっこうと火力発電所等から発生する排煙脱硫せっこう等が使用されています。 せっこう被覆しているボード用原紙は新聞、雑誌等の回収古紙から製造されており、森林資源の枯渇防止にも役立っています。